ANA国内線【PR】

第16回 参戦! 羽後町まるごと満喫ツアー冬の陣 その1

前回までの『のうりんのぶろぐ』は・・・


四天農・マネー金上によってなぜか東京へ連れて来られた畑耕作。

なんだかよくわからないながらも大都会TOKIOに秘められた

農業的パワースポットの巡礼を開始するも

聖地・農林水産省では門番に阻まれてしまう(でもソバは食べた)。

その後、気を取り直して巡礼を再開するが

六本木ヒルズを見て浮かれていた作者は名刺入れを紛失。

一番大切な打ち合わせと取材にノー名刺で臨むという暴挙をかます。

「何しに東京まで行ったんだ俺は・・・しかもあの名刺入れ1万円隠しといたのに・・・」

激しい自己嫌悪に苛まれる作者。

だがそこに、麻布警察署から一通の手紙がもたらされる。

心優しき人が、落ちていた名刺入れを届けてくれたという報せであった。

「大きいな・・・東京って・・・」

大都会の人々の温かさを知るとともにその懐の深さも知った。

そして同じ頃

岐阜に帰るための高速バスに乗ったはずの耕作は

雪の降り積もるサービスエリアにいた・・・






耕作「・・・どこ? ここ・・・」

金上「ククク・・・あれを見てみなよ」

耕作「ああ!?」



                       夏草や 兵どもが 夢の跡


耕作「あ、あれは・・・松尾芭蕉の句!?」

金上「そう! ここは奥州平泉! よーするに岩手県だ!!」


                       世界遺産になってイケイケ


耕作「岩・・・えっ!? ど、どうしてそんなところにいるの・・・?」

金上「実は東京旅行とは世を忍ぶ仮のツアー・・・本来の目的は2012年1月27日から30日にかけて行われた『西又葵先生と行く羽後町まるごと満喫ツアー冬の陣』に参加すること・・・!!」

耕作「羽後町っていうと・・・ああ! あの萌えイラストの米袋でお米を売ってるところか!」

金上「そんなわけで既に東北に入ってしまったわけだがな・・・大将が寝てるあいだにも様々なことがあった・・・」





                      まだ雪のないサービスエリア



                      みんなでバスの外壁を見つめます



                      そして・・・



                      ラッピングしていきます!



                      痛バスにしてやんよ!



                    ワックスでくっつくのです。あとで剥がせます。




                    ちなみに当初はこれを貼り付ける予定でしたが諸事情により断念



耕作「みなさん気合い入り杉\(^o^)/」

金上「このツアーも既に3回目・・・大半の方々はリピーターだから、同窓会的なノリだ」

耕作「そのぶん初参加のぼくらにはアウェー感があるね・・・」

金上「まあ3日間あるからな。終わる頃には仲良くなれてるだろ」

耕作「それもそうだね! よーし、がんばるぞ!! ・・・って、何となく納得しかかっちゃったけど、おかしいだろ!? どうしてぼくが東北に行かなきゃならないのさ!?」

金上「主人公だからだろ?」

耕作「まるっきり説明になってないけど何となく反論しづらい!!」



『ツアーレポート』



耕作「・・・えー、そんなわけでして。ここからはレポート風にツアーの様子を語って行きたいと思います!」

金上「ツアーそのものの詳細なレポートはJAうご様のホームページにあるんで、そっちを見てくれ。ここでは農業的なポイントを重点的に取り上げる・・・!」


JAうご様(トップページの左上にツアーの記録への入り口があります)



耕作「そんでまあ、平泉インターを出て、一路秋田県へと向かいます!」

金上「雪の積もった高速道路を飛ぶように進む・・・!」






耕作「現在1月27日の午前6時30分ですが、無事羽後町に到着しました。すごい雪です」

金上「予定だと8時頃に到着だったが、ちょっと早く着いちまったんだよな」

耕作「町に一つだけあるというスーパーの駐車場で何となく時間を潰します」


                       マックスバリュさん



耕作「で、頃合いを見て再出発。雪の中をずんずん進みます」


                      宿の近くで痛バスを降ります



                      どこもかしこも雪だらけ



耕作「宿に到着しました」

金上「もとは小学校だった建物を改装した『わか杉』っていう場所だな」











                    ドアにはもちろん西又先生のイラストが!



                        しか



                        こけし





                      ここで様々な行事が行われます



耕作「朝食をいただいてから、歓迎会です。副町長とか農協の組合長とか、町の偉い人が大集合!」

金上「ちなみに西又先生のお席は上から2番目。副町長より上座にあるという・・・!」



                      体育倉庫の名残



                     縄跳び検定とか懐かしい!



                         食堂です



                      朝食。温かいお味噌汁が死ぬほどありがたかったです!



                        食堂にも西又先生のイラストが!



                        歓迎式典。町の重鎮が勢揃い



                       オレンジの法被を着てないのが初参加組です



                     ここで記念撮影


耕作「その後、記念撮影です。全体写真はもちろん、西又先生と観光物産協会長に挟まれてのスリーショットも撮りました! 貴重です!」

金上「これはその後の伏線になるから、記憶の隅にでも留めておいてくれ」



耕作「ところで金上。1日目の予定は?」

金上「このあと『ストック』っていう花を作ってる農家さんと『ふくたち』って野菜を作ってる農家さんの所へ見学に行ってから、昼に農家レストランでメシを食べて、そこから伝統行事の『花嫁道中』に参加する・・・!」

耕作「花嫁道中?」

金上「ま、行ってからのお楽しみだ・・・」




『ストック』




                    『ストック』を栽培している農家さんのところへ



                       半分雪に埋まってるハウス



                         一列じゃないと歩けません




                         これがストックだ!



                        こうやって引っこ抜きます。ええー!?


耕作「ほほう。ここは花の農家、つまり花卉(かき)を栽培してるんだね。だったら・・・」

金上「どっちかっていうと、大将よりオレの分野だな」

耕作「これはどういう花なの?」

金上「アブラナ科の、主に切花なんかに使われる花だな。ほら、根っこから大根みたいな匂いがするだろ?」

耕作「あっ! ホントだ・・・」

金上「大根もアブラナ科だからな。ここでは三色の美しいストックを、各色1本ずつ収穫体験させていただいた・・・!」

耕作「けっこう簡単に引っこ抜けるもんだね~」

金上「ククク・・・花ばっかじゃなくて、こっちも見てみろよ・・・!」




                ビニールは三重。三枚目は上げたり下げたりできます。



                   屋根も二重構造になっています。



                      加温器はもちろん・・



                       ストーブもあります。



耕作「う~ん。やっぱり雪国だから防寒・保温は岐阜とは比較にならないなー」

金上「中だけじゃなくて外も面白いぜ?」



                     パイプからチョロチョロと水が出ています。



耕作「へぇ~! ハウスの横に溝が掘ってあって、そこに水を流してるんだー!」

金上「こうすることによって、屋根から落ちてきた雪を溶かしてるわけだな」

耕作「放っておいたら雪でハウスが押し潰されちゃうもんね」

金上「こんな感じで厳しい雪国のハウス栽培だが・・・利点もあるらしい」

耕作「へぇ? どんな?」

金上「寒いから病害虫が少ない」

耕作「あー、なるほど。農薬に頼らない安全な農業ができるわけだ」

金上「ぶっちゃけ花なんてのは薬漬けでやっと作れるようなものなんだが・・・こちらのハウスじゃあ土壌消毒に太陽熱消毒を取り入れたりと、岐阜じゃ考えられないくらいクリーンな花卉栽培をなさっていたのが印象的だったな」

耕作「花は食べ物じゃないとはいえ、環境のことも考えれば薬品類の使用は少ないに越したことはないよね!」




                    奥さまから手作りのお菓子をいただきました。




                            達者でな!


耕作「さぁて、次は何だっけ? ふくたち? だっけ?」

金上「ああ。聞いたことのない野菜・・・!」




『ふくたち』



耕作「いったいどんな野菜なんだろう?」

金上「『幻の野菜』といわれるほど希少なんだそうだ・・・。なんでも秋田県のこのあたり、しかも1ヶ月くらいしか出回らないという・・・」

耕作「オラ、なんだかワクワクしてきたぞ・・・!」



                           再び雪の中を移動




                           今度は別のハウスへ。




                         こ、これは・・・!


耕作「ハクサイだね」

金上「ハクサイだな」

耕作「えーっと・・・結局ふくたちっていうのはハクサイのことなの?」

金上「どうやらハクサイの花芽のことみたいだな。ハクサイは寒い場所で育てると、糖度が上がるらしい。その中でも花芽の糖度は非常に高くなるわけだが・・・」

耕作「なるほど! そういえば岐阜県でもほうれん草を雪の中で育てて糖度を上げる『寒締め』って方法があるけど、それのことだね?」

金上「どういう原理なんだ・・・?」

耕作「んーとね、確か・・・葉物って寒くなると細胞中の水分を減少させて、凍らないようにするんだよ。で、水分が減ると、結果的に甘みが増すってわけ。他にもビタミンCが増加したりするんだよ!」

金上「なるほど・・・今回は時期が早くてふくたちを見ることはできなかったが、貴重なものを見せてもらったな」



                       ふくたち育てて35年の仙道さん




『農家レストラン』



耕作「いやー、相変わらず凄い雪だけど・・・次はどこに行くの?」

金上「農家レストランだ・・・!」

耕作「農家レストラン?」

金上「最近はやりのグリーン・ツーリズムってやつだな。農家が自宅を開放してレストランも経営するっていう、生産・加工・観光を兼ね備えた六次産業化の一種って見ることもできる・・・!」


秋田のグリーン・ツーリズム総合情報サイト『美の国秋田・桃源郷を行く』さま


耕作「へぇ~! 面白そうだね! ・・・ん?」

金上「どうした大将?」

耕作「か、かね・・・がみ? あ、あれは――っ!?」



                      JAうごの建物です




                      大きくてびっくりします


耕作「いやもう、西又先生の偉大さを改めて認識させられるよね!」

金上「ここだけじゃなくて、町を走ってると色んなイラストがあったりするんだよな。おいおい紹介していくが・・・」

耕作「で、農家レストランに到着です!」




                  農家レストラン「彦三」さんにて手打ちソバをたんのう



                     羽後町産そば粉100%!



                      刺さったら死にます




金上「・・・さすがに美味かったな・・・」

耕作「ねー! ぼく蕎麦がきって初めて食べたけど、美味しいねー♪」

金上「さて、そろそろ次のイベントの時間だが」

耕作「んん!? な、なんか・・・店の外から物音が聞こえる・・・?」




                    店の中が騒がしくなってきたけど・・・?







耕作「ええ!? 馬ァァ!?」

金上「ククク・・・続く!!」



次回更新は5月28日を予定しています。
馬、大活躍!!

# by thurinus | 2012-05-07 21:00 | SS | Trackback
< 前のページ 次のページ >


若旦那の中に(袋の中が作者)

以前の記事

2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月

なかのひと

白鳥士郎


ご意見・ご感想・農業ネタ等ございましたらお気軽に

thurinus@excite.co.jp




SFっぽいのありマス
『終末のオルガノン』

ライフログ


現代農業 2012年 06月号 [雑誌]


MEN'S KNUCKLE (メンズナックル) 2012年 06月号 [雑誌]


ドラマCD のうりん


のうりん 3 (GA文庫)

検索

ブログパーツ

最新の記事

第16回 参戦! 羽後町まる..
at 2012-05-07 21:00
第15回 マネー金上と行く社..
at 2012-04-16 21:00
第14回 40歳と行く社会見学
at 2012-03-26 21:00
第13回 人気投票結果発表(..
at 2012-03-05 22:00
第13回 人気投票結果発表(..
at 2012-03-05 18:00

ファン

XML | ATOM

skin by excite