第29回 全国和牛能力共進会inながさきレポート2日目

良田「さあ2日目だ!」
林檎「今日が本番なのよね?」

雨のハウステンボス
良田「残念ながら雨が降ってしまったが・・・問題ない! なぜならば、会場は全天候型だからだ!!」

これがメイン会場

中はこうなっています

オーロラビジョンもあります!

参加道府県の旗

もちろん岐阜県の旗も!

オーロラビジョンではブランド牛のコマーシャルや・・・

参加県のコマーシャルも

牛がいっぱいパラダイス

応援団。幟や横断幕が

岐阜県の「一つ心」。3連覇を目指します!

一般客もいますが、関係者のほうが多いです。雨だからかな・・・
林檎「人が集まってきたわね」
良田「各団体が応援団を結成してきているからな。さて・・・そろそろ始まるぞ!」

第1区の審査です。23ヶ月(だいたい2歳)未満のオスです

選手、入場!

すぐ目の前を牛が通ります

岐阜県の牛も!

審査員が様々な項目をチェックして順位を決めます
良田「ふむぅぅ~! さすが九州勢は体格に優れているな・・・どうだ木下林檎? 世界最高峰の牛たちを目にした感想は!?」
林檎「・・・よくわかんない」
良田「何だと!?」

次は繁殖雌牛群。団体戦です

4頭のメスを出品します

ピタリと揃った岐阜県選手団。技術の高さがうかがえます

牛がいっぱい。落ち着かない牛もいます

壮観。手前に見えるのはウンコを回収する道具

審査員が回ってくると、牛も人も緊張します
良田「いやー、いいものを見させてもらった。感動した!」
林檎「レベルが高すぎてよくわからなかったけど、牛がいっぱいいて楽しかった」
良田「これで2日目の午前中は終わりだが、私たちにとってはこれからが本番だ!」
林檎「ついに『碁盤乗り』ね・・・!」

岡山県新見高校の生徒さんと牛さん

加茂農林高校も準備を始めます

午前中に出場した岐阜県選手団をみんなでお迎え

おかえりなさい

拍手で迎えます

次は高校生の番です!

『はるみ号』(メス・3歳)。父親の『第2平茂勝』は鹿児島の牛です

もの凄い盛り上がり

新見高校の『ひなた号』。9歳の大ベテラン!

大物の佇まい。落ち着いています・・・

一般客の皆さんも注目! 牛よりハンドラーが緊張している?

会場内では碁盤の準備

地面の整備も行われています

よっこいしょ。特注なので重い・・・ちなみに学校で作ったものです

滑り止めに石灰を振ります

会場に入る牛と高校生たち

よしよし

牛のお姉さんも見守ります

碁盤はもう準備よし
林檎「会場にどんどん一般客が入ってくる・・・」
良田「盛り上がりは、牛の審査よりも上かもしれんな」
林檎「『牛が碁盤に乗ります!』って、やっぱりインパクト大きいものね」
良田「さあ・・・来るぞ!」

まずは新見高校の入場

続いて加茂農林も

碁盤の前に到着。牛は落ち着いています

碁盤、アップ

碁盤乗りの歴史。発祥は岡山県。新見高校はその伝統を復活させました

これが噂の高等調教『敬礼』だ!
良田「まずは新見高校から碁盤乗りを披露。いけるか・・・!?」
林檎「(どきどき・・・)」

後ろから、綱一本で誘導します

乗った! お見事!!
林檎「簡単に乗っちゃった・・・!」
良田「ハンドラーの位置に注目だ! 牛の前ではなく後ろに立っている! これは牛が目標を定められないため、非常に難しいとされる!」
林檎「すごい!」
良田「さあ、次は加茂農林の番だぞ!!」

新見高校の妙技に目を奪われる畜産調教部の皆さん

まずは学校の紹介から入ります。日本の真ん中にあります

敷地面積はナゴヤドーム9個分! 広い!!

普段の調教風景

伝説の名人・西垣内さんから教えを授けられました

新見高校でも修行をしました

『ぎゅうしんせんしん』と読みます。牛の気持ちを思いやろう、みたいな感じ?
良田「学校の紹介も終わって、遂に碁盤乗りの披露だ!」
林檎「はるちゃん、マーエ! マーエ!」

「はるいくよー!」「マーエ、マーエ」みんなで声を揃えます

前脚をかける・・・!?

ハンドラーが碁盤を足で支えます

よし! 前脚は乗った!

後ろ脚も・・・?

乗った! 碁盤乗り成功!!
林檎「やった! 大成功!!」
良田「まだだ! 次は『2頭同時の碁盤乗り』を披露する!!」
林檎「2頭同時に・・・!?」

はるみ号、ヘイキューブを食べながら碁盤に乗り続けます

そのあいだに新見高校も・・・

乗った! ダブル碁盤乗り、大成功!!

記念撮影。緊張から解放されて牛も人もリラックスしてますw

牛の体重を支えた碁盤。脚の部分が太い
『長崎全共を振り返って』
良田「こうして碁盤乗りは大成功に終わったわけだが、気になる大会結果も記しておこう」
林檎「飛騨牛の評価はどうだったの?」
良田「上位5位に入る『優良枝肉賞』、3位に相当する『優等賞3席』など、各部門で上位に入った」
林檎「すごい! 全国的にも高い評価を得てるわけね?」
良田「ただ、飛騨牛は肉質において、前2大会までは全国トップだった。だから三度目の『日本一』を目指してきたのだが・・・3連覇を逃してしまったということで、目標を果たせなかった無念はある」
林檎「どうして日本一になれなかったの?」
良田「近年、九州勢の躍進が凄まじい。特に宮崎は、開催県である長崎と並んで『内閣総理大臣賞』を受賞するなど、畜産王国の座を不動のものとしつつある」
林檎「口蹄疫があったのに?」
良田「あの地獄のような状況から復活を果たした宮崎の畜産農家の方々の努力が、他を上回っていたということだろう」
林檎「本当にすごいと思う・・・本当に」
良田「今回岐阜県は、出品牛の母牛を全て岐阜県産の牛に限定して臨んだ。飛騨牛は肉質に優れるが、体型が小柄という特徴がある」
林檎「確かに、他と比べてちょっと小さかったかも・・・?」
良田「逆に九州の牛は、どれも大きい。体格だけで圧倒されてしまう」
林檎「うん。鹿児島の牛とか、すごく大きかった」
良田「そこが審査に響いた面は否定できないだろう」
林檎「じゃあ、飛騨牛にも体格のいい牛の遺伝子を入れていけばいいの?」
良田「いや。岐阜県が今回『岐阜県産』という点にこだわったのは、それが岐阜県畜産界の求める『飛騨牛らしさ』というものへの、一つの答えとなると考えたからだろう」
林檎「他と同じことしてたら、みんな同じになっちゃうものね」
良田「しかし一方、そのこだわりが簡単に評価されるものではない、ということも事実。それは事実として受け入れつつ、様々な価値観を消化し、自分たち独自のブランドを確立していかねばならない」
林檎「やっぱり一番大事なのは、消費者の人たちがどんなお肉を食べたがってるか・・・ってことじゃない?」
良田「そういう意味でも、今回のようにテーマパークで行われた共進会は、非常に大きな意義があると思う。一般の人々にも牛を、そしてその牛を育てる畜産関係者の真摯な姿を見てもらうことができたのだからな」
林檎「逆に言えば、畜産関係者の人たちも、一般の消費者さんたちの求めるものがどこにあるのか知る手がかりになるものね」
良田「そのとおり。今後もこのような『開かれた畜産』が続いていくよう、私たち農業高校生が頑張らねばな!!」
林檎「5年後の宮城全共が今から楽しみね!」
良田「ちなみに、あのあと作者は・・・」

良田「佐世保に行って、口蹄疫についての講演を聴いたり」

良田「佐世保駅で皿うどんを食べたり」

良田「長崎市の松翁軒でカステラを食べたり」

良田「中華街でチャーハンを食べたりしていた」
林檎「食べてばっかりじゃない」
取材にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
次回更新は2月25日を予定しています。
by thurinus
| 2013-02-04 21:00
| SS

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