第6回 GNF2011
耕作「耕作と!」
農「みのりの!」
耕作&農「DOKI☆DOKI イベントレポート!」
耕作「・・・はいっ! てなわけでですね、今回はいつもと少し趣向を変えて、ぼくたち二人が10月23日に岐阜市で行われたイベントのレポートを行いたいと思います。そのイベントとは・・・・・・こちら!!」

耕作「そう! 第25回岐阜県農業フェスティバルです!!」
農「ぱちぱちぱちー!!」
耕作「いやー、それにしても晴れてよかったねー」
農「ほやねー。これで雨が降ってまっとったら、ブログの更新ができんかったもんねー」
耕作「だね! それじゃあさっそく、会場に入ってみよう!!」

耕作「って、ひと多ッ!!」
農「ふわー・・・すっごい人やねー・・・」
耕作「さすが2日間で10万人が訪れるという岐阜県最大のイベントだね!」
農「しかも一日目が雨やったし、今日は普段よりいっぱい来とるのかもしれんね」
耕作「まさにフェスティバルの名に恥じぬイベント・・・ッ! くくく・・・レポートするこっちも気合が入ってきたよ! さあ行くぞ農っ!!」
農「コーたんコーたん」くいくい
耕作「ん? どったの?」
農「はぐれるとかんで、手つなごか?」
耕作「えー・・・」
農「えー、やないの! 迷子になったらどーするの!!」ぎゅっ
耕作「(オマエガナー)」
農「ほれにしても、人も多いけどお店もいっぱいやねー」
耕作「フェスティバルだからな!」
農「あっ! コーたんあれ見てあれ!」

耕作「おー、農業高校連も出店してるんだ。あの制服は・・・岐阜農林の生徒さんかな?」
農「あたしらの学校の作物も売ってくれとるんやろっか?」
耕作「かもね」
農「ああーっ!!」
耕作「ど、どうしたの農!?」
農「コーたんあっち! あっち行くよ!!」
耕作「ちょ!? そんな引っ張るなって!!」

農「朝市が立っとるやないの! 安い!! これ買わなっ!!」
耕作「お、落ち着けって! 来たばっかで野菜なんか買い込んだら邪魔・・・」
農「たーけ!!」
耕作「!?」
農「いま買っとかなんだら売り切れてまうやら!? ください! これください!!」
耕作「・・・」
農「あっ! あっちは大根売っとる!」

トラックいっぱいの、大根。
農「ください! 大根4本ください!」
耕作「・・・共食い・・・」ボソッ
農「うわー! こっちは干し椎茸の詰め放題やって!!」

かの有名な『しいたけブラザーズ』に生で会える。
農「ふぅ~、買った買った♪」
耕作「どーすんだよ、いきなりこんなに買い込んで・・・」
農「持って帰るに決まっとるやら。ほれ、半分持ちゃあ半分」
耕作「(開始10分で両手が塞がった・・・手ぇ繋ぐんじゃなかったのかよ・・・)」
農「いやー、どれもこれも新鮮なうえに、どえらー安ぅね!! この調子でどんどん回るよー!! 売り切れるとあかんで、モノ売っとる所から優先的に回るよー!!」
耕作「・・・じゃあ次は加工品エリアに行ってみようか」

別のイベントでもよく目にするプラカード。
耕作「うーん、こっちもヤバイね。人大杉」
農「とうもろこしプリンとか米粉パンとか、変わったものが売っとるねー」
耕作「有機野菜や無農薬の米も売ってるね。ん? あのステージで踊ってるのは・・・?」

真ん中のは手しか動いてない。
農「・・・何やのアレ?」
耕作「えーっと・・・岐阜の美味しいお米をPRするために生まれた『ぎふマイの里』っていうキャラクターみたいだね!」
農「ぎふマイの里!?」
耕作「ちなみに特技はダンスとサッカーだそうです」
農「なるほど! さすが特技はダンスというだけあって、すっごく・・・踊れとらんね」
耕作「隣のお姉さんたちは頑張ってるんだけどねー。ちなみにこの音楽に合わせて踊ってます」
農「あっちではお酒を売っとりゃーすね」

耕作「地酒コーナーだね。試飲もできるみたいだけど・・・」
農「ねえ、コーサク。なんかさっきから、お酒も飲まずに店員さんを質問攻めにしとる変な人がおるんやけど・・・」
耕作「どっかのラノベ作家じゃない? さ、次行こ次」

農「? あれは何をやっとりゃーすの?」
耕作「どうやらお茶の試飲コーナーみたいだね。せっかくだからお邪魔してみようか」

農「ねえねえコーたん! このお茶って品評会で一等賞になったお茶なんやって!」
耕作「意外と知られてないけど、実は岐阜でもお茶を作ってるからね。・・・ナニナニ? 湯ざまししたヌルめのお湯で淹れるのがポイント・・・と」
農「お湯入れまーす♪」

耕作「この状態で2分間の抽出。で、フタをかぶせたまんま、フタと湯のみの隙間からすするように飲むわけだね」
農「いただきまーす! じゅるじゅる・・・・・・えっ!? 甘いっ!!」
耕作「ホントだ! 何か甘い!!」
農「えええっ!? しかもお茶っ葉を食べれるの!?」

ぽん酢をかけていただきます。
農「ふわー・・・ご飯が欲しくなる味やねー・・・」
耕作「普通のお茶っ葉だと渋くてこんなことできないんだろうね。いやー、これは凄いわ」
農「お茶っ葉食べたら、お腹減ってきたね?」
耕作「じゃあそろそろ何か食べに行こうか」

農「コーたんコーたん! 飛騨牛やよ飛騨牛!!」
耕作「良田さんが見たら狂喜乱舞しそうなラインナップだよね」
農「せっかくやで飛騨牛買って食べよ?」
耕作「そうだね。じゃあ、あそこで牛串を買おうか」

あの人とは関係ないお店です。
農「この場にお嬢がおったら、明日からあの子のアダ名はハムの人になっとったやろーね」
耕作「確かに」
農「牛串2本、くっださっいな☆」

牛串1本500円。
耕作「さすが飛騨牛。けっこういいお値段するね・・・」
農「お祭りの日に無粋なこと言っとりゃーすな! ほれ、温かいうちに食べるよ」
耕作「そだね。いただきまーす。・・・ッ!? ウメー!!」
農「うはwwww超ウマウマwwwwwwwやわらかすぎwwwwwwww」
耕作「これはすごい・・・500円払う価値は十分あるわー・・・」
農「でもこれだけやと全然足らんねー。もっとイロイロいっぱい買お!!」
耕作「あっ! ちょっと農・・・」

天然子持ち鮎の塩焼き。

天然羊腸に詰めたバジルソーセージとチョリソー。

霜降り豚肉・瑞浪ボーノポークの鉄板焼き。

明宝ハムのフランクフルト

奥美濃古地鶏の唐揚げ。

オムソバ。

本場ドイツで修行したソーセージ職人森本朋弘さんによる手作りソーセージ1本300円。

郡上八幡天然水サイダー。
農「買って来たよー!」
耕作「うん。買いすぎ」
農「だって美味しそうやったもん!!」
耕作「だからっておまえ・・・っていうかどんだけソーセージ好きなんだよ?」
農「!? こ・・・コーたんのえっち!!」
耕作「なにが!?」

~ 食事中 ~ サワガニを釣る子供たちをご覧ください
耕作「・・・いやー、けっこうペロッと食べれちゃうもんだね?」
農「やら? 二人ならラクショーやて」
耕作「さて、次はどこに行こうか?」
農「せっかくやで、もーちょっとここら辺を見て・・・あっ! コーたんあそこ!!」

耕作「へー、ナマズかー。確かに珍しいね」
農「試食アリやって!!」
耕作「反応したのソコかよ!?」

ナマズの身をパンでロールしたっぽいもの。
農「いただきまーす! あむっ」
耕作「もぐもぐ・・・んー、けっこうイケる? かな?」
農「穴子っぽいかも。でも量が少なすぎてわっからへんわー。やで、もう一個・・・」
耕作「お一人様お一つだバカタレ。次行くぞ次」
農「あうう・・・」

そこらへんの草をひたすら食う馬。
耕作「『ちくさん広場』にやって来だぞ!」
農「うわー。お馬さんがおるー」
耕作「他にも・・・」

蹄鉄投げ。

ひよことのふれあい。

搾乳体験(模擬)。

これを搾ります。

吾輩は牛である。名前はまだない。
農「何かおる! 最後何かおるっ!!」
耕作「飛騨牛をPRするために作られたキャラらしいけど、まだ名前が決まってないんだって」
農「ふーん」
耕作「ちなみに奥にいる綺麗なお姉さんは、主に東京とかで飛騨牛をPRしてくれるしもふりガールっていうお姉さんだよ!」
農「しもふりGIRL!?」
耕作「そして今からここで、飛騨牛をPRするために、あるイベントが行われるんだ。それは・・・」

耕作「飛騨牛の 公 開 調 教 だぁー!!」
農「イヤー!! なんかエッチ!?」
耕作「ふふ。ドキドキしてきたね・・・!」

農「おお~。うちのクラスにおるのと同じやね!」
耕作「普通の学校の教室には牛は絶対にいないけどね! でもこんなに人がいっぱいいるところで、この落ち着き。うちのバカ牛にも見せてやりたいよホント」
農「あたしらも負けとれんね!」
耕作「公開調教訓練は大成功! みなさんの飛騨牛にかける熱い想いが感じられたね!」

来年行われる全国和牛共進会で一位を目指します。

寄せ書き。
耕作「うーん。分野は違えど同じ農業で頑張ってる人たちを見ると、こっちも頑張らなくちゃって思うよね? そうだろ農・・・って、あれ? あいつどこ行った?」


耕作「・・・え? なにこれ?」
農「買って来たー」
耕作「何で?」
農「違うの! これは害獣対策で狩ったイノシシを使った料理やで、絶対に食べなかんの!!」
耕作「ん? あ・・・そう、なの・・・かな?」
農「いただきまーす☆」
耕作「釈然としない思いを抱きながらも、ぼくらのフェスティバルなレポートはこれで終わりです。お疲れまさでした!」
農「まいうー♪」
耕作「・・・さて、次の予定なわけですが」
農「モリモリ」
耕作「イベントレポートなんてやったことからも薄っすらと気づいていただけてるかもしれませんが、ネタが無くなってきました」
農「ブーッ!! ・・・も、もう!? まだ6回目やら!?」
耕作「まー、本当にないわけじゃなくて、今の段階では公表できるものがあんまりないってことなのだけどね?」
農「ほんでも・・・どーするの? 2巻出るまで、まーちょっとあるやら?」
耕作「そ・こ・で。人気投票やります!!」
農「工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工・・・」
耕作「だって気になるジャン! 自分が何番目に人気あるのかとか!」
農「ほれは・・・確かに気になる! でら気になる!!」
耕作「作者的にもすごく参考になるしね。せっかくこのブログを見てくださってる方もけっこういるわけだし、意見を聞いてみたいってことみたいだよ?」
農「負けられん・・・あの子にだけは負けられん・・・っ!!」
耕作「さあ早くも盛り上がってまいりましたが、そんなわけで人気投票です。下の投稿フォームに一人一票、あなたの一番好きなキャラに入れてください!」
投票は終了しました。
たくさんの投票、ありがとうございました!!
農「・・・なんか知らん人も混ざっとるけど?」
耕作「作者的には前作のキャラとどっちが好きかってのも気になるらしいよ? まあ前の作品を読んでない人は無視してもらって構わないしね」
農「ところでこれ、投票したら何かもらえるとかあるの?」
耕作「何も」
農「工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工・・・」
耕作「強いて言えば、人気のあるキャラはブログや本編で出番が増える・・・かも?」
農「ほんだけかい・・・」
耕作「投票期間は一週間後の10月31日マデ! んで、2巻発売前最後の更新になる次回11月7日の更新で結果を発表します! いやー、完璧なスケジュールじゃないか」
農「ねえコーサク」
耕作「んー?」
農「誰も投票してくれなんだら、どーなるの・・・?」
耕作「・・・」
農「・・・」
耕作「どうにもなりません!!」
本当によろしくお願いします。
農「みのりの!」
耕作&農「DOKI☆DOKI イベントレポート!」
耕作「・・・はいっ! てなわけでですね、今回はいつもと少し趣向を変えて、ぼくたち二人が10月23日に岐阜市で行われたイベントのレポートを行いたいと思います。そのイベントとは・・・・・・こちら!!」

耕作「そう! 第25回岐阜県農業フェスティバルです!!」
農「ぱちぱちぱちー!!」
耕作「いやー、それにしても晴れてよかったねー」
農「ほやねー。これで雨が降ってまっとったら、ブログの更新ができんかったもんねー」
耕作「だね! それじゃあさっそく、会場に入ってみよう!!」

耕作「って、ひと多ッ!!」
農「ふわー・・・すっごい人やねー・・・」
耕作「さすが2日間で10万人が訪れるという岐阜県最大のイベントだね!」
農「しかも一日目が雨やったし、今日は普段よりいっぱい来とるのかもしれんね」
耕作「まさにフェスティバルの名に恥じぬイベント・・・ッ! くくく・・・レポートするこっちも気合が入ってきたよ! さあ行くぞ農っ!!」
農「コーたんコーたん」くいくい
耕作「ん? どったの?」
農「はぐれるとかんで、手つなごか?」
耕作「えー・・・」
農「えー、やないの! 迷子になったらどーするの!!」ぎゅっ
耕作「(オマエガナー)」
農「ほれにしても、人も多いけどお店もいっぱいやねー」
耕作「フェスティバルだからな!」
農「あっ! コーたんあれ見てあれ!」

耕作「おー、農業高校連も出店してるんだ。あの制服は・・・岐阜農林の生徒さんかな?」
農「あたしらの学校の作物も売ってくれとるんやろっか?」
耕作「かもね」
農「ああーっ!!」
耕作「ど、どうしたの農!?」
農「コーたんあっち! あっち行くよ!!」
耕作「ちょ!? そんな引っ張るなって!!」

農「朝市が立っとるやないの! 安い!! これ買わなっ!!」
耕作「お、落ち着けって! 来たばっかで野菜なんか買い込んだら邪魔・・・」
農「たーけ!!」
耕作「!?」
農「いま買っとかなんだら売り切れてまうやら!? ください! これください!!」
耕作「・・・」
農「あっ! あっちは大根売っとる!」

トラックいっぱいの、大根。
農「ください! 大根4本ください!」
耕作「・・・共食い・・・」ボソッ
農「うわー! こっちは干し椎茸の詰め放題やって!!」

かの有名な『しいたけブラザーズ』に生で会える。
農「ふぅ~、買った買った♪」
耕作「どーすんだよ、いきなりこんなに買い込んで・・・」
農「持って帰るに決まっとるやら。ほれ、半分持ちゃあ半分」
耕作「(開始10分で両手が塞がった・・・手ぇ繋ぐんじゃなかったのかよ・・・)」
農「いやー、どれもこれも新鮮なうえに、どえらー安ぅね!! この調子でどんどん回るよー!! 売り切れるとあかんで、モノ売っとる所から優先的に回るよー!!」
耕作「・・・じゃあ次は加工品エリアに行ってみようか」

別のイベントでもよく目にするプラカード。
耕作「うーん、こっちもヤバイね。人大杉」
農「とうもろこしプリンとか米粉パンとか、変わったものが売っとるねー」
耕作「有機野菜や無農薬の米も売ってるね。ん? あのステージで踊ってるのは・・・?」

真ん中のは手しか動いてない。
農「・・・何やのアレ?」
耕作「えーっと・・・岐阜の美味しいお米をPRするために生まれた『ぎふマイの里』っていうキャラクターみたいだね!」
農「ぎふマイの里!?」
耕作「ちなみに特技はダンスとサッカーだそうです」
農「なるほど! さすが特技はダンスというだけあって、すっごく・・・踊れとらんね」
耕作「隣のお姉さんたちは頑張ってるんだけどねー。ちなみにこの音楽に合わせて踊ってます」
農「あっちではお酒を売っとりゃーすね」

耕作「地酒コーナーだね。試飲もできるみたいだけど・・・」
農「ねえ、コーサク。なんかさっきから、お酒も飲まずに店員さんを質問攻めにしとる変な人がおるんやけど・・・」
耕作「どっかのラノベ作家じゃない? さ、次行こ次」

農「? あれは何をやっとりゃーすの?」
耕作「どうやらお茶の試飲コーナーみたいだね。せっかくだからお邪魔してみようか」

農「ねえねえコーたん! このお茶って品評会で一等賞になったお茶なんやって!」
耕作「意外と知られてないけど、実は岐阜でもお茶を作ってるからね。・・・ナニナニ? 湯ざまししたヌルめのお湯で淹れるのがポイント・・・と」
農「お湯入れまーす♪」

耕作「この状態で2分間の抽出。で、フタをかぶせたまんま、フタと湯のみの隙間からすするように飲むわけだね」
農「いただきまーす! じゅるじゅる・・・・・・えっ!? 甘いっ!!」
耕作「ホントだ! 何か甘い!!」
農「えええっ!? しかもお茶っ葉を食べれるの!?」

ぽん酢をかけていただきます。
農「ふわー・・・ご飯が欲しくなる味やねー・・・」
耕作「普通のお茶っ葉だと渋くてこんなことできないんだろうね。いやー、これは凄いわ」
農「お茶っ葉食べたら、お腹減ってきたね?」
耕作「じゃあそろそろ何か食べに行こうか」

農「コーたんコーたん! 飛騨牛やよ飛騨牛!!」
耕作「良田さんが見たら狂喜乱舞しそうなラインナップだよね」
農「せっかくやで飛騨牛買って食べよ?」
耕作「そうだね。じゃあ、あそこで牛串を買おうか」

あの人とは関係ないお店です。
農「この場にお嬢がおったら、明日からあの子のアダ名はハムの人になっとったやろーね」
耕作「確かに」
農「牛串2本、くっださっいな☆」

牛串1本500円。
耕作「さすが飛騨牛。けっこういいお値段するね・・・」
農「お祭りの日に無粋なこと言っとりゃーすな! ほれ、温かいうちに食べるよ」
耕作「そだね。いただきまーす。・・・ッ!? ウメー!!」
農「うはwwww超ウマウマwwwwwwwやわらかすぎwwwwwwww」
耕作「これはすごい・・・500円払う価値は十分あるわー・・・」
農「でもこれだけやと全然足らんねー。もっとイロイロいっぱい買お!!」
耕作「あっ! ちょっと農・・・」

天然子持ち鮎の塩焼き。

天然羊腸に詰めたバジルソーセージとチョリソー。

霜降り豚肉・瑞浪ボーノポークの鉄板焼き。

明宝ハムのフランクフルト

奥美濃古地鶏の唐揚げ。

オムソバ。

本場ドイツで修行したソーセージ職人森本朋弘さんによる手作りソーセージ1本300円。

郡上八幡天然水サイダー。
農「買って来たよー!」
耕作「うん。買いすぎ」
農「だって美味しそうやったもん!!」
耕作「だからっておまえ・・・っていうかどんだけソーセージ好きなんだよ?」
農「!? こ・・・コーたんのえっち!!」
耕作「なにが!?」

~ 食事中 ~ サワガニを釣る子供たちをご覧ください
耕作「・・・いやー、けっこうペロッと食べれちゃうもんだね?」
農「やら? 二人ならラクショーやて」
耕作「さて、次はどこに行こうか?」
農「せっかくやで、もーちょっとここら辺を見て・・・あっ! コーたんあそこ!!」

耕作「へー、ナマズかー。確かに珍しいね」
農「試食アリやって!!」
耕作「反応したのソコかよ!?」

ナマズの身をパンでロールしたっぽいもの。
農「いただきまーす! あむっ」
耕作「もぐもぐ・・・んー、けっこうイケる? かな?」
農「穴子っぽいかも。でも量が少なすぎてわっからへんわー。やで、もう一個・・・」
耕作「お一人様お一つだバカタレ。次行くぞ次」
農「あうう・・・」

そこらへんの草をひたすら食う馬。
耕作「『ちくさん広場』にやって来だぞ!」
農「うわー。お馬さんがおるー」
耕作「他にも・・・」

蹄鉄投げ。

ひよことのふれあい。

搾乳体験(模擬)。

これを搾ります。

吾輩は牛である。名前はまだない。
農「何かおる! 最後何かおるっ!!」
耕作「飛騨牛をPRするために作られたキャラらしいけど、まだ名前が決まってないんだって」
農「ふーん」
耕作「ちなみに奥にいる綺麗なお姉さんは、主に東京とかで飛騨牛をPRしてくれるしもふりガールっていうお姉さんだよ!」
農「しもふりGIRL!?」
耕作「そして今からここで、飛騨牛をPRするために、あるイベントが行われるんだ。それは・・・」

耕作「飛騨牛の 公 開 調 教 だぁー!!」
農「イヤー!! なんかエッチ!?」
耕作「ふふ。ドキドキしてきたね・・・!」

農「おお~。うちのクラスにおるのと同じやね!」
耕作「普通の学校の教室には牛は絶対にいないけどね! でもこんなに人がいっぱいいるところで、この落ち着き。うちのバカ牛にも見せてやりたいよホント」
農「あたしらも負けとれんね!」
耕作「公開調教訓練は大成功! みなさんの飛騨牛にかける熱い想いが感じられたね!」

来年行われる全国和牛共進会で一位を目指します。

寄せ書き。
耕作「うーん。分野は違えど同じ農業で頑張ってる人たちを見ると、こっちも頑張らなくちゃって思うよね? そうだろ農・・・って、あれ? あいつどこ行った?」


耕作「・・・え? なにこれ?」
農「買って来たー」
耕作「何で?」
農「違うの! これは害獣対策で狩ったイノシシを使った料理やで、絶対に食べなかんの!!」
耕作「ん? あ・・・そう、なの・・・かな?」
農「いただきまーす☆」
耕作「釈然としない思いを抱きながらも、ぼくらのフェスティバルなレポートはこれで終わりです。お疲れまさでした!」
農「まいうー♪」
耕作「・・・さて、次の予定なわけですが」
農「モリモリ」
耕作「イベントレポートなんてやったことからも薄っすらと気づいていただけてるかもしれませんが、ネタが無くなってきました」
農「ブーッ!! ・・・も、もう!? まだ6回目やら!?」
耕作「まー、本当にないわけじゃなくて、今の段階では公表できるものがあんまりないってことなのだけどね?」
農「ほんでも・・・どーするの? 2巻出るまで、まーちょっとあるやら?」
耕作「そ・こ・で。人気投票やります!!」
農「工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工・・・」
耕作「だって気になるジャン! 自分が何番目に人気あるのかとか!」
農「ほれは・・・確かに気になる! でら気になる!!」
耕作「作者的にもすごく参考になるしね。せっかくこのブログを見てくださってる方もけっこういるわけだし、意見を聞いてみたいってことみたいだよ?」
農「負けられん・・・あの子にだけは負けられん・・・っ!!」
耕作「さあ早くも盛り上がってまいりましたが、そんなわけで人気投票です。下の投稿フォームに一人一票、あなたの一番好きなキャラに入れてください!」
投票は終了しました。
たくさんの投票、ありがとうございました!!
農「・・・なんか知らん人も混ざっとるけど?」
耕作「作者的には前作のキャラとどっちが好きかってのも気になるらしいよ? まあ前の作品を読んでない人は無視してもらって構わないしね」
農「ところでこれ、投票したら何かもらえるとかあるの?」
耕作「何も」
農「工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工・・・」
耕作「強いて言えば、人気のあるキャラはブログや本編で出番が増える・・・かも?」
農「ほんだけかい・・・」
耕作「投票期間は一週間後の10月31日マデ! んで、2巻発売前最後の更新になる次回11月7日の更新で結果を発表します! いやー、完璧なスケジュールじゃないか」
農「ねえコーサク」
耕作「んー?」
農「誰も投票してくれなんだら、どーなるの・・・?」
耕作「・・・」
農「・・・」
耕作「どうにもなりません!!」
本当によろしくお願いします。
#
by thurinus
| 2011-10-24 19:00
| SS
第5回 時をかけるアラフォー! メソポタミア文明滅亡の謎を追え!!
林檎「こんにちは。木下林檎です」
林檎「今日はわたしがブログを担当するのだけど・・・もう一人がまだ来ていません」
林檎「いったい、誰が来るのかしら・・・?」
ザッ ザッ ザッ
?「・・・」
林檎「ッ!? あ、あなたは・・・!?」
?「・・・」
林檎「だれ!? いったいだれなのっ!?」
?「・・・」グォォォ・・・
林檎「な・・・なに!? これは――っ!?」
?「アラフォーディメンション!!」
林檎「きゃぁぁぁ――――ッ!!」
・
・
・
・
・
・
林檎「・・・うぅ・・・い、いったい何が・・・?」
?「木下さ~ん。だいじょうぶ~?」
林檎「!? あ、あなたは・・・あなたはわたしの担任・・・ベッキー先生!!」
40「そうだよ~! でゅへへへ~~♪ びっくりしたー?」
林檎「ベ・・・ベッキー先生、なぜあなたがここに・・・? ここはいったいどこなの・・・?」
40「メソポタミアだよ~」
林檎「メソ・・・え?」
40「いまわたしたちがいるのはー、紀元前2500年くらいのメソポタミアなんだよ~」
林檎「な、なんですって――――ッ!?」
40「先生の放ったアラフォーディメンションによって、木下さんは異次元に飛ばされてしまいました。今わたしたちは異次元の空間に存在しつつ、紀元前2500年のメソポタミアを見ているんだよー」
林檎「え? 異次げ・・・え? ・・・どうして?」
40「どうしてもこうしても、女子は40歳まで処女だとその熟れた女子力によって時空を超えることができるようになるんだよ~。常識だよ~」
林檎「そ、そんなことが・・・!?」
40「時をかける処女」(キリッ)
林檎「・・・」(イラッ)
40「そんなわけで今日はここ古代メソポタミアから、どうしてこの文明が滅んでしまったのかを探りたいと思いま~す☆」
『古代メソポタミア文明って?』
林檎「メソポタミア文明の・・・滅、亡?」
40「そうだよ~。このメソポタミア文明は紀元前9000年くらいに始まった人類最古の文明なんだけど、シュメール人っていう人たちが作ったのね~? ここはそのシュメール人さんの作った都市で『ウル』っていいます。今でいうイラクにある都市です。知ってる~?」
林檎「聞いたことはありますけど・・・」
40「そんで、ここはウルの繁華街で~す。メソポタミアの原宿みたいなところで~す。いっぱい人がいるよね~」
林檎「そうですね」
40「シュメール人さんを見て、何かわかることはなぁい?」
/彡イイノ彡三ニ-、_
/彡彡ノノ彡彡彡トミミミミ、
ィ=〒 ニ!ニニニニニー-、ト,
|J|U |(_) |( _) |(__) |(⌒)fヘif|
ァ┬┬┬ァ─--ニニー─-={
/i|lリミi|l|彡 ──--、  ̄二_T
ノノiイ⌒|lf ニエエヽ ` 左=、/
(((《j!{ 片jj、 '. | | 超うめー
{从iト、nj|l|li, i ! ノ
`ヘl|j {fjl|l|li|i _彡ニく イ
_7∩{|l|li|ト, '"-=辷ヾ、 l!_
, 一i{ ヘ {lj|li|l|lト, ,ililili \ヽ>、二二ヽ
,-‐': : : : ヘヘ \ ヾj|l|l|l|l|l|lj卅|l从il(×r´ ̄⌒ ̄ヽ
: : : : : : : :ヘヘ 、 \ ヾill|l|lj|l|l|l|llir'´〉、 ̄ア⌒ ̄ }
: : : : : : : : : ヘ }ト、 ̄`ー-----イイ ∧(_ヌ ̄` )-、
: : : : : : : : : : :X: }i∧又ー─一ヌ∧{: :へゝ┬ゞ 人: : \
※通りすがりのシュメール人男性
林檎「まず、男の人は髭が生えていますね。それに、何かの肉を食べているけど・・・あれは何の肉なのかしら?」
40「・・・子供・・・」(ボソッ)
林檎「え?」
40「あれは羊の子供の肉だよ~☆」
林檎「羊・・・そういえば、着ている服もウールっぽいわね」
40「そうそう。つまりメソポタミア文明では、すでに羊を家畜として利用する方法が確立していたっていうことだよね~」
林檎「畜産が行われていたということですか?」
40「そうだね~。羊だけじゃなくって、ヤギさんや牛さんも育てていたんだよ~。お肉だけじゃなくってミルクも飲んでたんだね~」
林檎「そこまで進んでいたなんて・・・」
40「ところで木下さん、畜産をするうえで必要なモノって何だと思う~?」
林檎「動物と・・・餌、ですか?」
40「すご~い! 大正解だよ~! このあたりはもともと雨が降らない所だから、草もあんまり生えないんだよね~。だから放し飼いにするだけじゃ家畜は育たなくて、ちゃんと餌を作ってあげなくっちゃいけません。その餌が何だか、わかる~?」
林檎「家畜の餌・・・牧草? とか?」
40「そうそう。でも、それだけじゃないんだよ~」
林檎「?」
40「あそこにヒントがあります」
. | |
\|\| |/|/
|~\. | | /~/|
ヾヾヽ、_|_|_/ //. ┼╂┼
\/ \/ ∩_┃_∩
/ ● ●\ | ノ ヽ
| | / ● ● |
\ \ // | ( _●_) ミ
/ \_●/ 彡、 |∪|
/ \ / ヽノ \
|. || ̄ ̄||ヽ. || ̄ ̄||ヽ
|. | ||'゚。 o ||__). | ||'゚。 o ||__)
||_。_0_;||. ||_。_0_;||
|___.. |___.
※仕事上がりのシュメール人の皆さん
林檎「あれは・・・ビール?」
40「そうだよ~。メソポタミアの人たちはビールが大好きだったんだよ~。ちなみに先生も大好きで、毎朝飲んでから学校に行ってま~す☆」
林檎「あれがヒント・・・あっ!」
40「わかった~?」
林檎「麦、です・・・か?」
40「ぴんぽ~ん♪ メソポタミアは麦の大産地なんだよ~。だから牧草だけじゃなくって、麦も家畜の餌にできたんだよね~。麦畑を使って、畑作と一緒に畜産もする。これを混合農業(こんごう・のうぎょう)って言います」
林檎「家畜も畑で飼ってるんですか?」
40「そうだね~。そうすれば、牛を使って畑をどんどん耕せるし、動物のウンコが肥料になるでしょ~? 家畜を飼うスペースは休ませてる麦畑でいいし、牧草が足りなければ麦をあげればいいし、管理するにも便利だしで、とっても効率がいいんだよ~」
林檎「よくできてるんですね・・・」
40「それもこれも、メチャメチャ麦が採れるからなんだけどね~。1粒植えるとMAXで80粒くらいできたんだって~」
林檎「それって多いんですか?」
40「19世紀ヨーロッパだと5粒くらいで、現代のアメリカでも20粒くらいだからね~。パないよね~」
林檎「それは・・・パないですね。それだけ採れれば動物にあげようって気にもなるかも・・・」
40「このめがっさすごい麦の収穫量が、メソポタミア文明の原動力になったんだよ~」
林檎「メソポタミアの文明を支えているのは麦・・・つまり、畑作農業?」
40「そうなんだよ~! そしてその農業を支えているのが、灌漑(かんがい)っていう技術なんだよ~!」
林檎「かん・・・がい?」
40「知ってる?」
林檎「言葉は聞いたことがありますけど・・・水を引く技術? でした?」
40「じゃあ、実際に見に行ってみようか~。えーい☆」
・
・
・
・
林檎「えっ!? こ、ここはどこ? っていうか、今なにを・・・?」
40「テレポーテーションだよ~。心の翼で時空を跳んだんだよ~」
林檎「そんな芸当まで・・・」
『灌漑 ~破滅へのトリガー~』
40「ここはウル近郊の畑です。どう?」
林檎「すごいです・・・水路とかしっかり作ってあって、学校の農場と比べても、ぜんぜん劣ってない・・・」
40「このあたりはあんまり雨が降らないんだけど、遙かなるチグリス・ユーフラテス川の下流で、いっぱい洪水が起こるのね? 毎年ノアの大洪水なのね? そうやっていっぱい流れてきた水を溜池にためておいて、その水を水路を使って畑に分配するシステムが完成してるんだよね~」
林檎「それが灌漑ですか?」
40「か・ん・が・い☆」
林檎「・・・」(イラッ)
40「でも、この灌漑こそがメソポタミア文明を滅ぼしてしまったんだよ~」
林檎「え!? でも、この灌漑があるからこそ、メソポタミアは栄えているんでしょう? それがどうして滅亡の原因になるんですか?」
40「じゃあ、もうちょっと先の時代を見てみようか。えーい☆」
~ だいたい300年後 ~
40「どうかな~? これがさっきと同じ畑なんだけど~?」
林檎「こ、これは・・・土がカサカサにひび割れて、白い粉を吹いてるわ・・・・・・まるでベッキー先生の肌のように!!」
40「・・・・・・」
林檎「ああ・・・どうしてこんなことに・・・? この地肌に吹き出ている白いものは・・・?」
40「それは集積塩。つまりお塩だね~」
林檎「・・・塩?」
40「そう。これこそがメソポタミアを滅ぼしてしまった真の原因・・・大規模な灌漑によってもたらされた塩類集積。つまり『塩害』だよ~」
林檎「え? でも海の水を使ってるわけでもないのに、どうして塩が吹き出るんですか?」
40「灌漑をすることによって、地下から汲み上げられてくるんだよー」
林檎「さっぱり意味がわからないんですが・・・」
40「う~ん、先生も難しすぎて説明できる自信はないんだよね~。だから丸投げしちゃいます!」
林檎「え?」
40「下のサイトを見てください☆」
塩類集積について非常にわかりやすい説明をしてくれるサイト
鳥取大学乾燥地研究センターさま
『砂漠化の原因って?』
林檎「乾燥地研究センターなんてあるんだ・・・さすが鳥取・・・砂丘の国・・・」
40「どう? わかりやすいでしょ~?」
林檎「そうですね。要するに、灌漑によって畑に入れた水が、地下にある塩を含んだ水を地表まで吸い上げてしまうということですよね?」
40「そうだね~」
林檎「でも、どうして地下にある水を吸い上げることができるのかが、よくわからないんですけど。『毛細管現象』でそうなるって書いてありますけど、これはどういうものなんですか?」
40「この原理を説明することは、とっっっても難しいんだよ~。だから感覚として理解してほしいんだけど、身近な所で説明すると、植物が根っこから水を吸い上げる力もこの原理を使ってるんだね~」
林檎「・・・」
40「他にも、マジックペンのペン先とかね。要するに、繊維みたいに細い管を伝うことによって、重力に逆らうことができるんだよ~」
林檎「・・・土の中にも細い管みたいな空間があって、そこを水が伝ってくるんですか?」
40「イエスでおじゃりま~す☆ ここのサイトにある動画を見るとイメージしやすいかもね~☆」
毛細管現象についてすごくわかりやすい動画のあるサイト
テイボー株式会社さま
『毛細管現象とは?』
林檎「あ、これすごくわかりやすいです」
40「原理はよくわかんないけど~、こういう感じで上がってくるというね!」
林檎「それで、地表に塩が溜まってしまって・・・」
40「うん。地面に塩が溜まると、植物は枯れちゃいます。塩に強い作物もあるんだけど、それだけじゃ、増えすぎたメソポタミアの人々を支えることはできなかったんだね」
林檎「そして、人々は土地を捨て、文明は滅び去った・・・」
40「これは数千年前のお話だけど、今も同じような塩害は世界各地で発生し続けてるんだよね。エジプトでもアメリカでも、大規模な灌漑による砂漠化は深刻です。日本だって、この先どうなるかわかりません。地球規模の環境の変化に柔軟に対応して行かないと、今の文明も案外あっさり滅んじゃうかもね~☆」
林檎「・・・先生」
40「ん~? どうしたの~?」
林檎「メソポタミアの人たちは、文明が滅ぶほど悪いことをしたんでしょうか? わたしたちみたいに原子力を使ったり石油を燃やしたりせずに、ただ素朴に農業をしていただけなのに・・・」
40「確かにそうだけどー、そもそも農業やること自体が環境破壊だしねー」
林檎「それは・・・そうかもしれませんけど・・・」
40「それに、大規模にやりすぎちゃったっていうのもあると思うんだよね~。少なくとも灌漑さえしなきゃ、あそこまで急激に砂漠化しなかったと思うよ~?」
林檎「どうすればよかったんでしょうか?」
40「どうなんだろうね~? 結局、メソポタミアの大地が支え切れないほどに人の数が増えてしまったってことだと思うんだけどね~」
林檎「みんなが先生みたいだったら、人口も増えずにすむんですけどね」
40「・・・」
林檎「先生」
40「どうしたの~?」
林檎「最後に、もう一つだけ教えてくれませんか?」
40「なにを~?」
林檎「先生って・・・何の教科の先生なんですか?」
40「ひ・み・ちゅ☆」
次回更新は10月24日の予定ですが
前日に雨が降ったりしたら更新しないかもしれません。
林檎「今日はわたしがブログを担当するのだけど・・・もう一人がまだ来ていません」
林檎「いったい、誰が来るのかしら・・・?」
ザッ ザッ ザッ
?「・・・」
林檎「ッ!? あ、あなたは・・・!?」
?「・・・」
林檎「だれ!? いったいだれなのっ!?」
?「・・・」グォォォ・・・
林檎「な・・・なに!? これは――っ!?」
?「アラフォーディメンション!!」
林檎「きゃぁぁぁ――――ッ!!」
・
・
・
・
・
・
林檎「・・・うぅ・・・い、いったい何が・・・?」
?「木下さ~ん。だいじょうぶ~?」
林檎「!? あ、あなたは・・・あなたはわたしの担任・・・ベッキー先生!!」
40「そうだよ~! でゅへへへ~~♪ びっくりしたー?」
林檎「ベ・・・ベッキー先生、なぜあなたがここに・・・? ここはいったいどこなの・・・?」
40「メソポタミアだよ~」
林檎「メソ・・・え?」
40「いまわたしたちがいるのはー、紀元前2500年くらいのメソポタミアなんだよ~」
林檎「な、なんですって――――ッ!?」
40「先生の放ったアラフォーディメンションによって、木下さんは異次元に飛ばされてしまいました。今わたしたちは異次元の空間に存在しつつ、紀元前2500年のメソポタミアを見ているんだよー」
林檎「え? 異次げ・・・え? ・・・どうして?」
40「どうしてもこうしても、女子は40歳まで処女だとその熟れた女子力によって時空を超えることができるようになるんだよ~。常識だよ~」
林檎「そ、そんなことが・・・!?」
40「時をかける処女」(キリッ)
林檎「・・・」(イラッ)
40「そんなわけで今日はここ古代メソポタミアから、どうしてこの文明が滅んでしまったのかを探りたいと思いま~す☆」
『古代メソポタミア文明って?』
林檎「メソポタミア文明の・・・滅、亡?」
40「そうだよ~。このメソポタミア文明は紀元前9000年くらいに始まった人類最古の文明なんだけど、シュメール人っていう人たちが作ったのね~? ここはそのシュメール人さんの作った都市で『ウル』っていいます。今でいうイラクにある都市です。知ってる~?」
林檎「聞いたことはありますけど・・・」
40「そんで、ここはウルの繁華街で~す。メソポタミアの原宿みたいなところで~す。いっぱい人がいるよね~」
林檎「そうですね」
40「シュメール人さんを見て、何かわかることはなぁい?」
/彡イイノ彡三ニ-、_
/彡彡ノノ彡彡彡トミミミミ、
ィ=〒 ニ!ニニニニニー-、ト,
|J|U |(_) |( _) |(__) |(⌒)fヘif|
ァ┬┬┬ァ─--ニニー─-={
/i|lリミi|l|彡 ──--、  ̄二_T
ノノiイ⌒|lf ニエエヽ ` 左=、/
(((《j!{ 片jj、 '. | | 超うめー
{从iト、nj|l|li, i ! ノ
`ヘl|j {fjl|l|li|i _彡ニく イ
_7∩{|l|li|ト, '"-=辷ヾ、 l!_
, 一i{ ヘ {lj|li|l|lト, ,ililili \ヽ>、二二ヽ
,-‐': : : : ヘヘ \ ヾj|l|l|l|l|l|lj卅|l从il(×r´ ̄⌒ ̄ヽ
: : : : : : : :ヘヘ 、 \ ヾill|l|lj|l|l|l|llir'´〉、 ̄ア⌒ ̄ }
: : : : : : : : : ヘ }ト、 ̄`ー-----イイ ∧(_ヌ ̄` )-、
: : : : : : : : : : :X: }i∧又ー─一ヌ∧{: :へゝ┬ゞ 人: : \
※通りすがりのシュメール人男性
林檎「まず、男の人は髭が生えていますね。それに、何かの肉を食べているけど・・・あれは何の肉なのかしら?」
40「・・・子供・・・」(ボソッ)
林檎「え?」
40「あれは羊の子供の肉だよ~☆」
林檎「羊・・・そういえば、着ている服もウールっぽいわね」
40「そうそう。つまりメソポタミア文明では、すでに羊を家畜として利用する方法が確立していたっていうことだよね~」
林檎「畜産が行われていたということですか?」
40「そうだね~。羊だけじゃなくって、ヤギさんや牛さんも育てていたんだよ~。お肉だけじゃなくってミルクも飲んでたんだね~」
林檎「そこまで進んでいたなんて・・・」
40「ところで木下さん、畜産をするうえで必要なモノって何だと思う~?」
林檎「動物と・・・餌、ですか?」
40「すご~い! 大正解だよ~! このあたりはもともと雨が降らない所だから、草もあんまり生えないんだよね~。だから放し飼いにするだけじゃ家畜は育たなくて、ちゃんと餌を作ってあげなくっちゃいけません。その餌が何だか、わかる~?」
林檎「家畜の餌・・・牧草? とか?」
40「そうそう。でも、それだけじゃないんだよ~」
林檎「?」
40「あそこにヒントがあります」
. | |
\|\| |/|/
|~\. | | /~/|
ヾヾヽ、_|_|_/ //. ┼╂┼
\/ \/ ∩_┃_∩
/ ● ●\ | ノ ヽ
| | / ● ● |
\ \ // | ( _●_) ミ
/ \_●/ 彡、 |∪|
/ \ / ヽノ \
|. || ̄ ̄||ヽ. || ̄ ̄||ヽ
|. | ||'゚。 o ||__). | ||'゚。 o ||__)
||_。_0_;||. ||_。_0_;||
|___.. |___.
※仕事上がりのシュメール人の皆さん
林檎「あれは・・・ビール?」
40「そうだよ~。メソポタミアの人たちはビールが大好きだったんだよ~。ちなみに先生も大好きで、毎朝飲んでから学校に行ってま~す☆」
林檎「あれがヒント・・・あっ!」
40「わかった~?」
林檎「麦、です・・・か?」
40「ぴんぽ~ん♪ メソポタミアは麦の大産地なんだよ~。だから牧草だけじゃなくって、麦も家畜の餌にできたんだよね~。麦畑を使って、畑作と一緒に畜産もする。これを混合農業(こんごう・のうぎょう)って言います」
林檎「家畜も畑で飼ってるんですか?」
40「そうだね~。そうすれば、牛を使って畑をどんどん耕せるし、動物のウンコが肥料になるでしょ~? 家畜を飼うスペースは休ませてる麦畑でいいし、牧草が足りなければ麦をあげればいいし、管理するにも便利だしで、とっても効率がいいんだよ~」
林檎「よくできてるんですね・・・」
40「それもこれも、メチャメチャ麦が採れるからなんだけどね~。1粒植えるとMAXで80粒くらいできたんだって~」
林檎「それって多いんですか?」
40「19世紀ヨーロッパだと5粒くらいで、現代のアメリカでも20粒くらいだからね~。パないよね~」
林檎「それは・・・パないですね。それだけ採れれば動物にあげようって気にもなるかも・・・」
40「このめがっさすごい麦の収穫量が、メソポタミア文明の原動力になったんだよ~」
林檎「メソポタミアの文明を支えているのは麦・・・つまり、畑作農業?」
40「そうなんだよ~! そしてその農業を支えているのが、灌漑(かんがい)っていう技術なんだよ~!」
林檎「かん・・・がい?」
40「知ってる?」
林檎「言葉は聞いたことがありますけど・・・水を引く技術? でした?」
40「じゃあ、実際に見に行ってみようか~。えーい☆」
・
・
・
・
林檎「えっ!? こ、ここはどこ? っていうか、今なにを・・・?」
40「テレポーテーションだよ~。心の翼で時空を跳んだんだよ~」
林檎「そんな芸当まで・・・」
『灌漑 ~破滅へのトリガー~』
40「ここはウル近郊の畑です。どう?」
林檎「すごいです・・・水路とかしっかり作ってあって、学校の農場と比べても、ぜんぜん劣ってない・・・」
40「このあたりはあんまり雨が降らないんだけど、遙かなるチグリス・ユーフラテス川の下流で、いっぱい洪水が起こるのね? 毎年ノアの大洪水なのね? そうやっていっぱい流れてきた水を溜池にためておいて、その水を水路を使って畑に分配するシステムが完成してるんだよね~」
林檎「それが灌漑ですか?」
40「か・ん・が・い☆」
林檎「・・・」(イラッ)
40「でも、この灌漑こそがメソポタミア文明を滅ぼしてしまったんだよ~」
林檎「え!? でも、この灌漑があるからこそ、メソポタミアは栄えているんでしょう? それがどうして滅亡の原因になるんですか?」
40「じゃあ、もうちょっと先の時代を見てみようか。えーい☆」
~ だいたい300年後 ~
40「どうかな~? これがさっきと同じ畑なんだけど~?」
林檎「こ、これは・・・土がカサカサにひび割れて、白い粉を吹いてるわ・・・・・・まるでベッキー先生の肌のように!!」
40「・・・・・・」
林檎「ああ・・・どうしてこんなことに・・・? この地肌に吹き出ている白いものは・・・?」
40「それは集積塩。つまりお塩だね~」
林檎「・・・塩?」
40「そう。これこそがメソポタミアを滅ぼしてしまった真の原因・・・大規模な灌漑によってもたらされた塩類集積。つまり『塩害』だよ~」
林檎「え? でも海の水を使ってるわけでもないのに、どうして塩が吹き出るんですか?」
40「灌漑をすることによって、地下から汲み上げられてくるんだよー」
林檎「さっぱり意味がわからないんですが・・・」
40「う~ん、先生も難しすぎて説明できる自信はないんだよね~。だから丸投げしちゃいます!」
林檎「え?」
40「下のサイトを見てください☆」
塩類集積について非常にわかりやすい説明をしてくれるサイト
鳥取大学乾燥地研究センターさま
『砂漠化の原因って?』
林檎「乾燥地研究センターなんてあるんだ・・・さすが鳥取・・・砂丘の国・・・」
40「どう? わかりやすいでしょ~?」
林檎「そうですね。要するに、灌漑によって畑に入れた水が、地下にある塩を含んだ水を地表まで吸い上げてしまうということですよね?」
40「そうだね~」
林檎「でも、どうして地下にある水を吸い上げることができるのかが、よくわからないんですけど。『毛細管現象』でそうなるって書いてありますけど、これはどういうものなんですか?」
40「この原理を説明することは、とっっっても難しいんだよ~。だから感覚として理解してほしいんだけど、身近な所で説明すると、植物が根っこから水を吸い上げる力もこの原理を使ってるんだね~」
林檎「・・・」
40「他にも、マジックペンのペン先とかね。要するに、繊維みたいに細い管を伝うことによって、重力に逆らうことができるんだよ~」
林檎「・・・土の中にも細い管みたいな空間があって、そこを水が伝ってくるんですか?」
40「イエスでおじゃりま~す☆ ここのサイトにある動画を見るとイメージしやすいかもね~☆」
毛細管現象についてすごくわかりやすい動画のあるサイト
テイボー株式会社さま
『毛細管現象とは?』
林檎「あ、これすごくわかりやすいです」
40「原理はよくわかんないけど~、こういう感じで上がってくるというね!」
林檎「それで、地表に塩が溜まってしまって・・・」
40「うん。地面に塩が溜まると、植物は枯れちゃいます。塩に強い作物もあるんだけど、それだけじゃ、増えすぎたメソポタミアの人々を支えることはできなかったんだね」
林檎「そして、人々は土地を捨て、文明は滅び去った・・・」
40「これは数千年前のお話だけど、今も同じような塩害は世界各地で発生し続けてるんだよね。エジプトでもアメリカでも、大規模な灌漑による砂漠化は深刻です。日本だって、この先どうなるかわかりません。地球規模の環境の変化に柔軟に対応して行かないと、今の文明も案外あっさり滅んじゃうかもね~☆」
林檎「・・・先生」
40「ん~? どうしたの~?」
林檎「メソポタミアの人たちは、文明が滅ぶほど悪いことをしたんでしょうか? わたしたちみたいに原子力を使ったり石油を燃やしたりせずに、ただ素朴に農業をしていただけなのに・・・」
40「確かにそうだけどー、そもそも農業やること自体が環境破壊だしねー」
林檎「それは・・・そうかもしれませんけど・・・」
40「それに、大規模にやりすぎちゃったっていうのもあると思うんだよね~。少なくとも灌漑さえしなきゃ、あそこまで急激に砂漠化しなかったと思うよ~?」
林檎「どうすればよかったんでしょうか?」
40「どうなんだろうね~? 結局、メソポタミアの大地が支え切れないほどに人の数が増えてしまったってことだと思うんだけどね~」
林檎「みんなが先生みたいだったら、人口も増えずにすむんですけどね」
40「・・・」
林檎「先生」
40「どうしたの~?」
林檎「最後に、もう一つだけ教えてくれませんか?」
40「なにを~?」
林檎「先生って・・・何の教科の先生なんですか?」
40「ひ・み・ちゅ☆」
次回更新は10月24日の予定ですが
前日に雨が降ったりしたら更新しないかもしれません。
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by thurinus
| 2011-10-10 20:00
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